水害や地震など、近年増えてきている災害に備えたい、けど何からすればいいかわからない。という方は多いはず。
防災に関心が高まってきていることもあり、色々な防災グッズが販売されていますが、いきなり色々揃えるのは
ハードルが高いですよね。
生活費も上がってるから、使うかわからないものにお金をかけるのは抵抗が・・
できるだけ負担少なく、備えたいのが本音ですよね。
今回は、防災初心者の方にとりあえずこれだけは!揃えてほしい防災グッズを3つ厳選しました。
逆にこれを備えてないと災害時本当に困ることになるので、必須の防災グッズです!
備えやすいもの、保管・管理しやすいものを選んでいるのでぜひチェックしてみてください!
↓持ち出し用に備えてほしい防災グッズリストはこちら↓
これだけは揃えてほしい防災グッズ
非常用トイレ
災害が起こると、断水や水道管の破損が原因でトイレが使えなくなる可能性があります。
そんな時に水なしで使えるのが非常用トイレです。
一見壊れてなさそうに見えても、見えない場所の配管が壊れてしまっていると、水が逆流したり集合住宅の場合は階下で汚水が溢れてしまう可能性も。水を流していいかどうかは素人では判断がつきづらいため、汲み水の使用は控え流のがベターです。
また、避難所のトイレは不衛生でとても使える状況ではなかったという声も。
非常用トイレの最低限必要な備蓄は3日分。できたら1週間分準備できたら安心です。
1日の回数が7回として、家族4人だと
7回×3日分×4人=84個 必要になります。
100均にも販売されていますが、これだけの数となると場所も取りますし現実的ではありません。
便座に設置するタイプであれば、50回分や100回分など種類が豊富な上に箱にコンパクトに収まっており
収納しやすいという利点があります。
災害時にトイレを我慢すると健康にも関わるので、ぜひ備えを!
モバイルバッテリー
防災グッズとして注目されることはあまりないですが、実はめちゃくちゃ重要なのがモバイルバッテリー。
災害時、家族・友人との連絡手段として、また情報収集ツールとしてスマホは欠かせないものです。
停電したときにはライトが使えますし、スマホがいつでも使える状況下どうかが、安心・安全に直結します。
いつ被災するかわからないので、持ち運べるコンパクトなものを選ぶのがベスト!
普段使いも防災グッズとしても使えるモバイルバッテリーの条件としては、
・容量は10,000mAh以上(フル充電が2回〜)
・重さは200g前後(スマホの重さが150〜200g)
です。容量が大きければ大きいほど多く充電できまるので便利ですが、その分重くなってしまうので
持ち歩きが億劫にならないかどうか、バランスの見極めが大切です。
その他の機能として急速充電できるものや、2台以上同時充電できるタイプもあります。
求める機能に合わせて選んでみてくださいね。
食料・水
被災時に命をつなぐのに必須の食料と水。実は備えるのはそんなに難しくありません。
災害時の備えと考えると、水で戻すフリーズドライのお米や缶に入ったパンなど、普段あまり馴染みがないものが思い浮かびますよね。
もちろんそれらの非常食も保存のしやすさを考えるとぜひ備えてほしいものですが、まずは普段食べ慣れているものを多めにストックしておくだけでOK。
これはローリングストックといって、普段使う食品を多めに備えて、定期的に消費して買い足す方法です。
ローリングストックのメリットは
- 賞味期限の管理がしやすい
- 食べ慣れたものを食べられる
- 備える食品の幅が広がる
日常で食べているもので良いと思うと、備えのハードルがグッと下がりますよね。
ローリングストックしやすい食材の例として、
カップ麺・レトルトカレー・粉末スープ・パスタソースなどです。
家族の好みのものをチョイスしてみてくださいね。
次に備えてほしい防災グッズ
必須の3つの防災グッズを備えたら、次はあったら絶対便利な、ぜひ備えてほしい防災グッズを紹介します。
災害時、あったら絶対役立つもの!
揃えるのにそんなにコストもかからないのでぜひチェックしてください!
カセットコンロ
電気やガスなどのライフラインが止まってしまった時に役立つカセットコンロ。
これさえあればお湯を沸かして温かい食事が食べられます🙆♀️
防災用のコンロとして選ぶなら、
- 圧力感知安全装置付き
- 内炎式バーナー
- ヒートパネル搭載
上記の機能が付いているものがおすすめですが、普段から使うなら好みや使い勝手で選んでもOK😆
我が家では見た目と手入れのしやすさから、イワタニのカセットコンロスリムを使っています!
ウォータータンク
ウォータータンクは水の供給が止まってしまったときの水の保管・備蓄に役立ちます。
大きいもので10〜15リットル、小さいものだと5リットルの容量がありますが、備蓄用と給水しに行く用で分けても良いでしょう。
※ただし5リットルだと何度も往復する手間があるので、健康な大人がいるなら大容量で一度に運んでしまう方がおすすめ!
コンパクトに収納したいならソフトタイプ、しっかり自立するものを求めるならハードタイプが良いでしょう。
ウォータータンクはキャンプやレジャーにも使えるので、持っていて損はないですよ!
ライト
非常用ライトの選択肢として懐中電灯とランタンがあります。
手元・足元を照らすなら懐中電灯、部屋全体を照らすならランタンと用途が違うため両方揃えるのがベスト。
ランタンは、1000lm(ルーメン)以上なら部屋全体を照らすことができますよ!
ラジオ
情報収集はスマホでもできますが、バッテリー節約のためにもスマホは連絡用、ラジオは情報収集用と分けた方が無難。
防災用スマホを選ぶなら、充電方法が多様なものを選びましょう!
乾電池・手回し・ソーラーなど、他の充電方法が使えなくなっても対応できるものがベストです。
他にも防水機能やLEDライトなど、被災時に嬉しい機能を搭載したものもありますよ。
アルミブランケット
防寒対策は毛布などでも代用できますが、薄くて軽くて保温性もバッチリなので、ぜひアルミブランケットも備えてほしい・・!
持ち運びに最適なので、外出時に被災したときなんかにも役立ちます。本当に想像以上に温かいです。
少しカシャカシャ音が気になるけど、100均にもあります。
ホイッスル
防災用ホイッスルは、身動きが取れなくなって助けを呼ぶときに必要なグッズです。
必要な時に仕舞い込んでしまっていたり手元にないと意味がないので肌身離さず持ち歩けることが大事!
子どものカバンにつけたり社員証につけることを考えると、ストラップやリングつきのものがおすすめです。
また、普通のホイッスルと違って防災用のものは音を鳴らしやすかったり聞き取りやすい音域が出るようになっているので、
できれば専用のものを身につけるのが良いですよ。
子どもに持たせる場合は、うまく吹けるように練習しておこう!
まとめ
いかがでしたか?
絶対備えてほしい防災グッズは
・非常用トイレ
・モバイルバッテリー
・食料と水
でした。
食事と排泄はたとえ被災したとしてもしなければいけないものだし、スマホでの情報収集が生死を分ける可能性もあります。
これらの心配がないだけで、不安感を和らげることができます。
食料と水、モバイルバッテリーは言わずもがな日常生活でも使いますし、非常用トイレも断水したときに役立つので、備えておいて損はありませんよ。
さらに
・カセットコンロ
・ウォータータンク
・ライト
・ラジオ
・アルミブランケット
・ホイッスル
があれば、スマホのバッテリーを節約しつつ情報収集ができ、日常に近い生活が送れるでしょう。
絶対必要なものを揃えたら、あとは上記を参考に、それぞれの家庭で必要だと思うものを揃えてみてくださいね。