もしものためにいつかじゃなくて“今”やろう

【子供の年齢別】防災グッズ最低限必要なものとおすすめの防災セットを紹介!

アイキャッチ
疑問

子供用の防災グッズって何を揃えたらいいの?リュックは必要?

子供用に防災グッズを準備するとき、このように思うママパパも多いはず。

災害時こどもは大人以上に精神面で不安定になりがちなので、平時から子供用に防災グッズをしっかり備えておくことが大切です。

この記事では、年齢別の子供用防災グッズの備え方や最低限必要なものリスト、おすすめの防災セットについて解説しています。

える子

年齢別に必要なものや備え方が違うので、お子さんの年齢に照らし合わせてチェックしてくださいね!

この記事でわかること
  • 赤ちゃんから中学生以上の防災グッズの備え方
  • 年齢別防災グッズ必要なものリスト
  • おすすめの子供用防災セット
目次

子供用防災グッズの備え方

える子

子供用の防災グッズは、年齢や体の発達具合によって備え方が異なります

ここでは、年齢別の子供用防災グッズの備え方についてご紹介します。

①赤ちゃん〜未就学児(0〜6歳)
親の防災セットに子供用の防災グッズを足す
②小学生(6〜12歳)

子供用の防災リュックを用意する
③中学生以上(12歳〜)

大人と同じ防災セットを一人分追加する

基本的に子供用の防災リュックを用意するのは小学生以上からがおすすめです。まだリュックを背負えない赤ちゃんはもちろん、いざという時にリュックを背負うのを嫌がる幼児もいるので、確実に防災グッズを持ち出すためにも小学生以下の子の防災グッズは親の防災セットに一緒に入れておくようにしましょう。

ただし子供の成長や発達は個人差が大きく、年齢はあくまで目安なので小学生に上がる頃に一度子供用の防災グッズはどうするか、家族で話し合ってみるのがいいですね。

防災グッズの備え方は持ち歩き用、持ち出し用、備蓄品の3通りにわかれます。
本記事では、避難時に持ち出す防災セット(持ち出し用)に必要な防災グッズをご紹介しています。
持ち出し用としては、それぞれ1日分を目安に備えましょう。

赤ちゃん〜未就学児(0〜6歳)に必要な防災グッズリスト

共通して必要な防災グッズ

・おしりふき(ウェットシート)
・保存水
・おやつ(子供が好きなもの、食べ慣れているもの)
・母子手帳等のコピー
・発熱剤(お湯が必要なとき用)
・防臭袋(オムツを入れたり食べ残しを入れる)
・歯磨きシート
・着替え
・おもちゃ

赤ちゃん(0〜1歳)がいる家庭がプラスしたい防災グッズ

・オムツ
・ミルク
・離乳食
・使い捨て哺乳瓶
・授乳ケープ
・抱っこ紐

2〜3歳のまだトイレトレーニングが完了していない幼児には、【共通して必要な防災グッズ】にプラスしてオムツの準備をしましょう。

トイレトレーニングが完了してほぼオムツが外れている場合でも、災害時には自由にトイレが使えなかったり精神的ストレスが重なったりしておもらしをしてしまう可能性があります。数枚分は防災リュックに入れておくと安心ですね。

また、完全にトイレにいける子には、簡易トイレを備えましょう。大人用便座に取り付けるタイプでも良いですが、組み立て式のポータブルトイレならおまる感覚で使えます。災害時以外にも、車に備えておけば長距離の移動の際に役立ちますよ。

小学生(6〜12歳)に必要な防災グッズリスト

・防災リュック
・非常食
・保存水
・ホイッスル
・ヘルメット
・軍手
・マスク
・着替え
・簡易トイレ
・歯磨きシート
・母子手帳やお薬手帳のコピー
・連絡先メモ
・おもちゃ

中学生以上(12歳〜)に必要な防災グッズリスト

中学生以上であれば、大人と同じ防災セットをもう一つ備えるようにしましょう。

とはいえ体格や体力にも個人差があるので、一度大人と同じ量の防災グッズをリュックの中に入れてみて持ち運べそうな重さかどうかチェックしてみるのがおすすめです。

える子

大人ひとりが最低限準備するべき防災グッズは、下記の記事を参考にしてみてください

子供用の防災グッズはリュックで備えるべき!

非常用持ち出し袋として使えるカバンは、リュック・肩掛け・キャリーケース型などがありますが、子供用には断然リュックがおすすめです。

両手が空くことで避難がスムーズに行えますし、転倒したときに体を守ってくれる役割もあります。注意点として、防災グッズをたくさん入れたいからといって子供の体格に合っていない大きいリュックにしないこと。

非常用持ち出し袋は緊急時でも走って逃げられる重さであることが何より大切なので、軽くて子供の体格に合ったリュックを選びましょう。

子供用防災グッズ絶対必要なものを紹介

非常食

最近の非常食はバリエーション豊かで、定番の米やパンの他におやつ系もとても充実しています。

まず主食となるアルファ米や保存パンを中心に準備しましょう。

特にパンは柔らかくて味付けも甘めのものが多く、子供が好んで食べやすいです。缶タイプが主流ですが、大人以上にスペースが限られている子供の防災リュックには、嵩張らないパウチタイプがおすすめです。

また、子どもにはおやつも必ず備えるようにしましょう。災害時は普段よりも甘いものを欲する傾向にあり、少量でも摂取するとストレスを緩和することができますよ。

普段食べ慣れた味そのままで長期保存用に作られたお菓子もあり、そういったものを選ぶとホッとできるかもしれませんね。

保存水

持ち出し用防災リュックには、1日分(500ml×2本)を用意しましょう。備蓄用には、長期保存できる保存水がおすすめです。

何年も保存できるなんて体に悪い物が入っているのでは?と思う方もいるかもしれませんが、長期保存水と普通のミネラルウォーターの違いは「容器」だけです。

容器に使われているペットボトルには小さな穴が空いており、そこから少しずつ水分が蒸発して内容量が減ったり風味が変わったりしますが、保存水に使われているペットボトルは穴が少なく、長期保存が可能になっています。

持ち出し用防災リュックには、1日分(500ml×2本)を用意しましょう

ホイッスル

災害時のホイッスルは、主に救助要請に必要な物ですが、子どもに持たせておくと防犯対策としても役立ちます。

防災用のホイッスルであれば、子供やお年寄りでも吹きやすく人の耳に届きやすい音を出すことができます。キャップ付きのものを選べば、衛生的に使えますよ。

ヘルメット

避難時に落下物から頭を守るために、子供用にもヘルメットを備えるようにしましょう。特に子供は転んだり頭をぶつけたりするリスクが高いので安全確保のためにもおすすめです。

折りたたみ式であればコンパクトになり防災リュックの中に入れられて便利ですが、自転車用のヘルメットがある方はそちらでも代用可能です。

軍手

軍手の画像

災害時、外は瓦礫や障害物が散乱している可能性があり、割れたガラスや瓦礫に素手で触れると怪我をしてしまう恐れがあります。

子供の手に合った軍手を用意するようにしましょう。最近では100均でも滑り止め付きの子供用軍手が売られていますよ。

マスク

災害時の粉塵、また避難所での感染症予防のためにもマスクは必須です。

子供のサイズに合ったマスクを用意しましょう。個別包装のものを複数枚用意するのがおすすめです。

着替え

災害時は特に汚れたり汗をかいたりしやすいので着替えを用意しておきましょう。3日分用意できると安心ですが、スペースに余裕が無いのであれば服は1日分用意して下着は多めに備える、でも構いません。

100均などでも手に入る圧縮袋があれば省スペースになり便利です。特に小さい子供の洋服はサイズアウトしやすいのでこまめに見直すことが大切です。

簡易トイレ

非常用トイレの画像

精神的ストレスによりトイレが近くなりがちなので、子供にも簡易トイレを数回分用意しましょう。

便座に取り付けるタイプと折りたたみ式で座って用を足すことができるタイプがあるので、子供の年齢に合わせて備えましょう。

子供用歯磨きシート

子供用歯磨きシートの写真

避難所生活や水不足で歯磨きを疎かにしてしまうと、口内環境が悪くなるだけでなく身体全体にも悪い影響を及ぼします。

定期的に歯磨きをするのが難しい場合は歯磨きシートを用意しましょう。赤ちゃんから使えるものが薬局でも売られていますよ。

母子手帳・お薬手帳・保険証のコピー

災害時の身分証明や健康状態の確認のために役立つので、母子手帳・お薬手帳・保険証のコピーを用意しましょう。
保険証は現物がなくてもコピーや番号がわかれば使うことができます。

また、ページを写真にとりウェブアルバムなどのクラウド上に残しておくのも有効。コピーを紛失してしまった時のリスクを減らせます。

連絡先メモ

メモ帳の画像

万が一子供とはぐれてしまった時に備えて、ママパパの連絡先を書いたメモを防災リュックの中に入れておきましょう。

また、親と連絡がつかなくなったときのために、親戚や親しいママ友やご近所さんなどの連絡先の記載もあると安心です。災害用伝言ダイヤル171の使い方を平時から教えておくことも、災害時に子どもの安否を知るのに役立ちますよ。

おもちゃ

おもちゃの画像

子供の心の休息や、避難先で少しでも気が紛れるように子供の年齢に合ったおもちゃを準備すると役立ちます。

その際はカードゲームやシールブック、お絵描きセットなどなるべく音が出ず電池も使わないものを選ぶようにしましょう。

おすすめの子供用防災セット

子供に持たせる防災グッズは最低限のものだけとはいえ、備えるものが多いなと感じた方もいるのではないでしょうか。防災リュックと防災グッズを個別で揃える方法もありますが、一つ一つ購入していると手間も時間もかかります。

そこでおすすめしたいのが、市販の子供用防災セットを購入し、足りないものを買い足す方法です。

える子

子供の安全や背負いやすさが考慮され、必要な防災グッズが揃っているSHELTERキッズセットがおすすめです!

SHELTER(シェルター)キッズセット

出典:アットレスキュー
SHELTER(シェルター)キッズセットの特徴

【リュック】
・カラー:レッド・オレンジ・ターコイズ・ブラック・ピンク・カモフラージュ
・サイズ:H36cm×W27cm×D13cm  総重量:2.7kg
・撥水加工・クッション入りの肩広幅ベルト・反射板つき

【食料・水】
・長期保存水500ml×2本
・ミルクビスケット×1個
・パワーフルーツキャンデー×1個

【衛生用品】
・非常用簡易トイレ3枚×1
・体ふきシート×1

【睡眠・防寒グッズ】
・AIRGORON(防災エアーマット)×1個
・レスキューシート(アルミブランケット)×1個

【その他】
・防災簡易ルミカライト3本入×1セット
・蓄光ホイッスル×1個
・エイドチーム2(救急セット)×1個

SHELTER(シェルター)は、防災用品のトップメーカーと防災士が共同開発した防災セットです。

大手企業や官公庁にも納品実績が豊富で信頼できる防災セットですが、SHELTER(シェルター)キッズセットはより子供が持つのに特化したバージョンになっています。

非常食や保存水などの必需品はもちろん、アルミブランケットやルミカライト、救急セットなど災害時の様々な非常事態を想定したセットです。

リュックも普段使いできそうなほどしっかりしていてスタイリッシュな点もポイントが高いです。

える子

非常食には子供が好むおやつ系が入っていますので、主食になるアルファ米やパンを足してくださいね!

日頃から防災について話し合う機会を作ろう

体格や発達によりますが、小学生になるタイミングで子供専用の防災リュックを備えることを一度検討してみてください。

防災グッズの購入をきっかけに、避難経路や連絡先の確認や災害に直面した時の対処などを子供に話してみるといいですね。

平時から一緒に防災について考える機会を持つことで、子供自身の防災意識を高めることができます。

える子

防災グッズを実際に一緒に使ってみるのもおすすめです!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる