アキモトのパンの缶詰(PANCAN)を実際に食べてみて口コミ・レビューしています。
ふんわりとして優しい甘さの美味しいパンでした!
PANCANはパン・アキモトが開発した長期保存用の缶詰パンです。
1995年の阪神淡路大震災で被災地支援としてパンを届けたところ、3分の2以上が腐ってしまったという悔しい経験と、「柔らかくて長く保存できるパンが食べたい」という被災地の声を元に作られました。
そんな開発者の想いが詰まったPANCANは徐々に知名度を上げていき、2009年にはスペースシャトルに積まれて宇宙食としても活躍したそうです!
PANCAN(パンキャン)の特徴
37ヶ月保存
PANCANは、37ヶ月保存が可能です。約3年ですね。
当時はパンといえば堅パンが主流だったのに対し、生地を缶に入れてから焼く独自の製法を編み出して、柔らかいパンの長期保存に成功しました。
選べる3種類の味
PANCAN(37ヶ月保存)の味は、オレンジ・ストロベリー・ブルーベリーがあります。
注意点として、37ヶ月保存のパンは、この3種類だけということ。
ラインアップにはメイプルや抹茶、りんごなどもありますが、こちらは全て13ヶ月保存のパンの缶詰です。13ヶ月用は災害備蓄用としては少々賞味期限が短いので、備えるのであれば37ヶ月用がおすすめです。
13ヶ月用は賞味期限が短いというデメリットはありますが、味がとても豊富なのでキャンプなどのアウトドアシーンにもってこいですよ。
NASAの宇宙食として採用
PANCANは、2009年に宇宙船ディスカバリー号に積まれて、宇宙食として活躍しました。
宇宙食になるためには、
・宇宙飛行士の健康維持のために必要な栄養源が確保されていること
・常温で1年半以上の賞味期限を有すること
・高度な食品安全管理下で製造されていること
などのさまざまな条件があります。
PANCANは衛生面や安全面の厳しい審査をクリアした、品質の高い保存パンということになりますね。
他言語対応&リマインダー付き
PANCANのパッケージには、日本語の他に英語・中国語・韓国語が表記されており、外国人の方にもわかりやすくなっています。また、アレルギーや食べ方はイラストで表記されていて、一目瞭然。どんな人でも迷わず食べられる工夫がなされています。
さらに無料のリマインダーサービスもあり、最初に設定しておくと消費期限が近くなったらメールでお知らせしてくれます。非常食の管理は大変なので、利用することでグッと楽になりそうですね。
PANCAN(パンキャン)の実食口コミレビュー
今回は、3種類の味のうち、ブルーベリーを試食してみました!
プルトップ蓋になっているので、缶切り不要で簡単に開けることができます。
いざオープン!
包装紙に包まれているので、直接パンに触れることなく取り出すことができます。
引っ張って取り出していますが、結構な抵抗感が!缶いっぱいに詰まっていることがわかります。開けた瞬間に香るブルーベリーのいい匂いが印象的!
開けてみたら容量が半分以下だった・・なんてことはなく、見た目にもかなりボリューミーです。
包装紙をとってみました。缶に入ってたからといって潰れた感じはなく、ふんわりしています。
ブルーベリーの果肉のようなものも入っていました!
柔らかくて、しっかりブルーベリーの風味もして美味しいです。保存パンって言われなきゃわかりません!しっかり甘さがあるので、食事というよりは朝ごはんやおやつ向きかな?という感じでした。
アキモトのPANCANは特に子どもたちから大好評でした!二人で奪い合いになるほど😅子どもたちからすると保存パンという認識はなく、甘くて美味しいおやつだったようです。
上の子の手に乗っているのは全体の3分の1弱なんですが、いかにボリューミーかお分かりいただけるでしょうか。
翌朝にも、「昨日のパンもうないの?」とねだられました
まとめ
アキモトのPANCANは、普段のおやつとして食べてしまいたいくらい美味しいパンでした!
ふんわりと柔らかくて甘さがあるので、特にお年寄りや子どもがいる家庭におすすめ。
また、災害下ではさまざまなストレスがかかるなか、甘いものは疲れを癒してくれる効果もあります。普段は甘いものが苦手な人でも、災害時には甘いものが心を落ち着かせてくれたという声も合ったことから、ぜひ美味しい保存ぱんをストックしてみてはいかがでしょうか。