大雨警報で学校って休みになるの?
1年で一番出る回数の多い大雨警報。
大雨警報が出たら学校が休みになるかどうか気になりますよね。
答えから先に言うと
大雨警報では、原則学校は休みになりません。
ただし、例外もあります。(後述)
この記事では、大雨警報で休みにならない理由や学校が休みになる警報についてまとめています。
- 大雨警報で学校が休みにならない理由
- 警報の種類
- 学校が休みになる警報
- 学校が休みになる判断基準
警報の種類
警報は全部で7種類あります。
・大雨
・洪水
・暴風
・暴風雪
・大雪
・波浪
・高潮
実際出されている警報で、大雨洪水警報 という名前を見かけますが、これは大雨警報と洪水警報が同時にでた時にまとめて言われているもので、大雨洪水という警報はありません。
一緒に出されることも多いので単体よりも馴染みがありますよね。
大雨警報で学校や幼稚園が休みにならないのはなぜ?
大雨警報で学校が休みにならない理由は
大雨の影響で及ぶ危険が少ないと考えられているからです。
学校が休校になる警報の代表として暴風警報があるのですが、警報が出るほどの風が吹いた場合、外にいると物がとんできたり風に飛ばされたりして危ないですよね。
対して大雨警報は、雨が強くとも基本的に危険は伴わないとされているため、通常通り登校することになっています。
休校にするかどうかの判断は、教育委員会や学校に委ねられるため確認してみてくださいね
大雨特別警報は休みになる!
大雨警報は休みにならないとしましたが、例外もあります。
大雨特別警報です。
特別警報とは
出典:気象庁HP
警報の発表基準をはるかに超える大雨や大津波等が予想され、重大な災害の起こるおそれが著しく高まっている場合、「特別警報」を発表し最大級の警戒を呼びかけます。
特別警報が発表された場合、お住まいの地域は数十年に一度の、これまでに経験したことのないような、重大な危険が差し迫った異常な状況にあります。ただちに地元市町村の避難情報に従うなど、適切な行動をとってください。
過去に特別警報が出た例は、東日本大震災や伊勢湾台風、記憶に新しいものだと関東から東北まで広範囲で被害を受けた台風19号などの時に発令されています。
特別警報が発令される時は、大雨だけでも命の危険にさらされる恐れがあるため、休校になることが多いです。
学校や幼稚園が休みになる警報一覧
ではどんな時に学校や幼稚園が休みになるのか?一覧にしてみました。
・暴風警報
・大雪警報
・暴風雪警報
・特別警報
自治体や教育委員会ごとの基準や発令された時間帯にもよりますが、上記の警報がでたら休みになる場合が多いです。
学校が休みになる判断基準
警報がでた時の休校の判断基準は自治体や学校によって違うため注意が必要です。
ここでは、私が住んでいる地域の公立の幼稚園・小中学校・高校の基準を例として取り上げますね。
【子どもが登校する前】
午前7時の時点で警報発令の場合→自宅待機
午前9時までに解除された場合→解除の時点で登校
午前9時までに解除されなかった場合→臨時休校
【子どもが登校した後】
警報がでた時点で一斉下校
私立の学校では独自の基準が設けられている所もありますが、所在する地域の公立学校の基準に合わせている所もあります。
まとめ
まとめると、
- 大雨警報は危険が及ぶ可能性が低いため休みにならない
- 大雨特別警報は休みになる
- 休みになる警報は《暴風・大雪・暴風雪・特別》
- 判断基準は自治体によって異なる
ただし、最近は異常気象によって、大雨だけでも予想外の被害が出ることもあります。
学校が休みにならなくても、危険を感じたら学校に連絡して指示を仰ぐなど、自分の身は自分でまもるようにしましょう。