近年、スマホの普及に伴って様々なモバイルバッテリーが発売されるようになりました。
大容量でも小型で軽量なものが多く出回るようになってきて、持ち運びにも大変便利ですが、中には粗悪な品もあり、発火や爆発事故が起きているのも事実です。
日常生活ではもちろん、災害時に安心して使えないものは怖いので、しっかりした安全なモバイルバッテリーを選びたいですよね。
結論から言うと、PSEマークが無いモバイルバッテリーは選んではいけません。
この記事では、安全なモバイルバッテリー選びに必須なPSEマークと電気用品安全法について解説します。
PSEマークがついているおすすめのモバイルバッテリーも紹介します!
- PSEマークとは何か
- まる形とひし形の違い
- おすすめの安全なモバイルバッテリー
PSEマークとは?
PSEマークとは、電気用品安全法という基準に適合した製品につけられるマークのことです。
電気用品安全法とは、電気用品による危険を防止するために国が定めた法律であり、該当する約450品目の電化用品には必ずPSEマークの表示が義務付けられています。
PSEマークを表示するためにはいくつもある検査基準をクリアする必要があり、PSEマークつき=安全性が確保されている商品ということになります。
モバイルバッテリーとPSEマーク
数年前まで、モバイルバッテリーは電気用品安全法の対象外でした。
しかし、発火や爆発など事故が増加したことを受けて制度が改定され、モバイルバッテリーも対象に含まれることとなりました。
これにより、2019年2月1日以降はPSEマークのないモバイルバッテリーは製造・輸入・販売することができなくなりました。
つまり、現在販売されているモバイルバッテリーは全てPSEマークがついているはずであり、逆にどんなに高性能をうたっていても、マークがなければ安全が保障できないということになります。
モバイルバッテリーを購入する時は、必ずPSEマークがついているか確認するようにしましょう。
PSEマークの形に注意
モバイルバッテリーを買う時にはPSEマークつきのものを選ぶことが必要であることをお伝えしましたが、PSEマークにはひし形とまる形があります。
違いをざっくりと説明すると
ひし形…第三者機関による適合性検査と証明が必要
まる形…第三者機関による証明が不要で、主に検査のみ
ひし形のPSEマークに該当する電気用品は「特定電気用品」と呼ばれ、全てダブルチェックが必要になります。
対して「特定電気用品以外の電気用品」はまる形のPSEマークで表示することが義務づけられています。
モバイルバッテリーはこのうちまる形PSEマークの対象製品になります。
つまり、モバイルバッテリーの場合、自主検査のみでPSEマーク表示ができるので、検査項目などもメーカーの裁量によって違いがでてしまうのです。
もし、適当な検査をしているメーカーのものを購入してしまうと、思わぬ事故につながりかねません。
PSEマークつきのモバイルバッテリーでも、信頼のおけるメーカーから出されているものを購入することが大切です。
Ankerのモバイルバッテリーがおすすめ!
安全面でも機能面でもおすすめはAnkerのモバイルバッテリーです。
Ankerは、モバイルバッテリー界ではかなり有名なブランドの一つで、中国のメーカーです。
メイドインチャイナと聞くとあまり良いイメージを抱かないかもしれませんが、Ankerはユーザーの声をしっかり聞くことに注力し、品質をあげることで高い評価を得ています。
専門のカスタマーサポートチーム作り、ネット上に寄せられる35万件ものレビューに目を通しているんだって!
Amazonや楽天での評価が軒並み高いのも納得です。
そんなAnkerは安全管理にもこだわっており、電気用品安全法の基準に従った商品を作っているだけでなく、独自に高い品質基準を設けています。
- 基準より高い位置からの落下実験、耐衝撃試験
- バッテリーセルの圧壊試験や耐ショート試験
- 過充電・過放電・高温等のストレスを繰り返し与える実験
- バーナーの火を直接製品に10秒当てる試験
日常起こりうるシナリオをより厳しく検査するものから、外から見ただけでは分からない不安を高いレベルで払拭するものまで検査は多岐にわたります。
防災の観点からもおすすめのAnker Power Core 10000
防災の観点からもおすすめしたいのが、Anker Power Core 10000という商品です。
- 10000mAhのバッテリーの中で世界最小&最軽量(2020年7月時点)
- 大容量(ほとんどのスマートフォンで2~3回フル充電可能)
- フルスピード充電が可能(従来の充電器より30分早い)
災害時に使用することを考えると、大容量かつ持ち運びしやすい大きさであることは必須条件です。
もちろん容量が大きければ大きいほど充電できる回数が増えますが、その分大きく重たくなります。
災害時に役立てるなら、10000mAh以上の容量で、持ち運びに負担にならないものを選びましょう。
Anker Power Core 10000は、上の要件を満たしている商品と言えます。
\4期連続ベストセラー1位(Amazon)/
まとめ
・今販売されているモバイルバッテリーには全てPSEマークがある
・PSEマークにはひし形とまる形があり、まる形は自主検査のみで表示することができる
・モバイルバッテリーはまる形PSEマークに分類される電気用品のため、信頼できるメーカーを見極める必要がある
・安全面も性能面も優れたAnkerのモバイルバッテリーがおすすめ
モバイルバッテリーは常に持ち歩いてこそ、いざという時に大いに役立ちます。
安全なモバイルバッテリーを備えておきましょう。